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強く・永くを現代に可能にする繊維 モルタル・コンクリート補強用繊維 |
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「リプロファイバーバベル」は、私たちの身近にあるペットボトル容器をリサイクルして再生されたポリエチレンテレフタレート樹脂を原料とした次世代のモルタル・コンクリート補強用繊維です。 |
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ここ数年、トンネルや橋脚など、コンクリート構造物内の鉄材及び鋼材の発錆による劣化や長期間の自然条件による予期せぬコンクリートの膨張ひび割れ・剥離などによる事故の発生が問題視され、社会的にも関心が広がっています。 これらの問題を改善するにあたり、補強用繊維が注目されてきているなかで、「発錆がなく、自然条件下でも長期間物性が変化しない耐久性、そして耐アルカリ性に優れている」といった厳しい条件が補強用繊維には求められます。 そこで私たちは、清涼飲料用ペットボトル容器として多くの人に利用されている「ポリエチレンテレフタレート」(PET樹脂)という素材に着目しました。 ポリエチレンテレフタレートは、補強繊維に求められる要求特性に対して非常に安定している素材で |
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あり、また各種薬品に対しても殆ど変化を受けません。さらにポリエチレンテレフタレートは、フレッシュモルタルと比重が同じであるという点において、優れた分散性も持っています。 ポリエチレンテレフタレート(PET)の持つこれらの特性を活かし、様々なコンクリート構造物に対し、「クラックの抑制」「剥離片落下の防止」「曲げ靭性の改善」を図り、使用済みペットボトルの再生材を利用することで地球の環境も考えた、次世代のモルタル・コンクリート補強用繊維として「リプロファイバーバベル」は開発されました。 |
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・環境にやさしいリサイクル製品 使用済みペットボトルを100%原料として再利用しているので、環境負荷の低減に貢献します。 ・剥落防止性能 コンクリートにひび割れが発生しても、ひび割れの界面を繊維が繋ぐので、剥離・剥落が防止でき、第三者の安全を守ります。 ・じん性の改善 繊維を混入することで、コンクリートのじん性を改善することができます。 |
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・発錆しない 有機繊維であるため、鋼繊維のようにコンクリート表面に発錆がなく、コンクリート構造物の美観を損ねることはありません。 ・クラックの発生抑制 均一に分散した繊維により、コンクリートのひび割れを分散し、ひび割れが起きても繊維の架橋効果でその進展を防ぎます。 ・繊維投入作業の軽減 比重はスチールの約1/6(1.37)と軽いため、混入作業を楽に行うことができます。 ・良好な分散性 水との親和性が高く、コンクリート中での分散が良好であるためアジテータ車に簡単に繊維を投入でき、ファイバーボールも生じません。 ・作業中の安全性 再生PET繊維なので、作業中に繊維を踏んでも怪我をするようなこともありません。 |